「タスクマネージャが管理者によって無効にされました」エラーの修正
Windows 10を使用している場合は、タスクマネージャー内のプロセスを手動でシャットダウンするか、プロセスが引き起こすリソースの使用状況を確認する必要がある状況に遭遇する可能性があります。ただし、「タスクマネージャが管理者によって無効にされました」というエラーメッセージが表示される場合もあります。
現在システムで管理者アカウントを使用していない場合は、このエラーメッセージが表示されます。管理者アカウントにはユーザーアカウント権限を編集する権限があるため、管理者以外のユーザーはタスクマネージャーにアクセスできず、タスクマネージャーを使用して、PCの安全で通常の操作に不可欠な重要なシステムプロセスをシャットダウンできません。
システムの管理者アカウントにアクセスできない場合は、次の方法を使用して、ユーザーアカウントのタスクマネージャー機能を復元できます。
レジストリファイルを作成してマージする
プレーンテキストエディタを開き、その中に次のテキストを貼り付けます。
Windowsレジストリエディタバージョン5.00
[HKEY_CURRENT_USER \ Software \ Microsoft \ Windows \ CurrentVersion \ Policies \ System]
"DisableTaskMgr" = dword:00000000
好きな名前と.reg拡張子を付けてファイルを保存しますが、拡張子を含む名前の前後には必ず引用符を付けてください。たとえば、保存確認ダイアログボックスを開いたら、「MyFix.reg」と入力します。
作成したファイルをダブルクリックし、Windowsがそのファイル内にレジストリに配置した文字列をマージできるようにします。これで問題が解決するはずです。
コマンドプロンプトを使用してタスクマネージャーを修正する
ファイルをPCのレジストリにマージするというアイデアが気に入らない場合は、コマンドプロンプトを使用して修正を直接適用することもできます。スタートメニューを開き、CMDと入力して、表示されるアプリを起動します。
テキストコマンドプロンプトが表示されたら、次のように入力します。
REG add HKCU \ Software \ Microsoft \ Windows \ CurrentVersion \ Policies \ System / v DisableTaskMgr / t REG_DWORD / d 0 / f
文字列を入力した後、Enterキーを押してコマンドを実行します。
これらの2つの方法のいずれかを使用すると、タスクマネージャーへのアクセスをユーザーアカウントに復元できるはずです。